Natsumegblog

適当です。

カテゴリ : 報告

セブ島に半年ちょっと行ってました。経緯が面白すぎたのでここにまとめます。

◎何でセブ島に行っていたのか?
そもそも背景として、去年自分が所属する会社の業績が悪くて毎月の固定費が圧迫していました。経営に関わる会議に参加して、解決策としては以下の2点がでていました。

1、社員1人あたりの売上高を上げる
2、固定費を削減する

要は売上をあげるかコストを削減するのか。でもどっちも思うように進まない。そんな会議に何度もでていて僕は思いました。

「そんなの面白法人じゃない。」

そこで僕は上記の2つではない第3の案を考えました。
内容は「社員の給料を3分の1にしてセブ島で働いてもらう企画」です。

・セブ島は物価が安いから給料が3分の1でも生活水準は変わらない
・セブ島はオンライン英会話などもあるようにみんな英語が話せる⇒英語の勉強になる
・会社の「どこにいても仕事ができる」行動指針を体現できる
・時差が1時間なので通常業務にほとんど支障はない⇒カフェで仕事しているのと同じ感覚
・旅する支社もやっているので他の地域で働くことには慣れている

例えば月給30万円の人を10人、半年間セブに行ってもらって給料を3分の1にしたら
20万円(浮いたお金)×10人=200万円
半年だと200万円×6=1200万円の経費削減になります。

これは画期的すぎる。

ちなみに企画のきっかけはセブ島に飛ばされたニートの話を元にしています。

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セブ島で大喜利をするニートの話

僕に財力があったら2万人のニートをタンカーに載せてセブに送り出すのに
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この企画の実現のためにセブ島にいってました。

◎どうやって実行したのか
ある日、社長のスケジュールを勝手に見て、オフィスから駅まで歩く時間を発見。その間に歩きながらこの企画をプレゼンしました。そしたら社長の反応は面白いものでした。
「すげー面白い!すぐにやろうよ!さっそく経営会議にかけるよ!」


しかし数日後・・


「社長なのに、おれの言うこと他の役員に全く通らなかった。。。会社で遊ぶなって言われた(´・ω・`)」

これには爆笑しました。そこにはすげーしょんぼりしながら報告にきた社長がいました。
実際、課題はたくさんありました。

最低賃金・・・
本当に海外で仕事できるのか・・
治安は・・

でも実現したら面白いのはわかりきっていました。どうしたら実現できるのか、模索した結果、やめればいいことに気付きました。

自分「退職届書いたら、セブ島にいって勝手に支社作ってても怒られないですよね?」
社長「まあ、理論上はそうだけど・・」


06



ということで退職届書きました。
そこまで言うならと、社長は会社とは関係ない個人のお金を僕に託してくれました。

出発前夜、役員から1つの封筒をもらいました。その中を飛行機の中で見ると社長3人からの手紙が入っていました。そこにはまだ見ぬ土地に支社設立のために、会社を辞めて(便宜上)ひとり旅立つ僕宛に激励の言葉が書かれていました。それがとても嬉しく励みになったことを覚えています。


セブ島について最初にびっくりすることがありました。海外って日本語通じないんですね!日本語表記もどこにもない!初海外だった僕にとってこれは衝撃的な事実でした。
(いま考えれば当たり前なんですが。)

中でもセブの情報を取り扱っているセブポットさんに大変お世話になりました。もしセブ島に興味ある人がいたらセブポットさんにまずは相談することをオススメします。

毎日、だいたい年間いくらかかるけど給与これぐらいの社員が○人来たら、何ヶ月で成果をだせるのかという事業計画書的なものを妄想していました。

しかし三ヶ月後、事態はとんでもない方向に進みました。


それはたった一通のメールでした。


「業績めっちゃ良くなったからセブ支社中止で」

なんと!日本のいくつかの事業がうまくいって、支社を作る必要がなくなってしまいました。このままだと退職してしまったので、ただのセブ島旅行に来ただけになってしまう!
しかも再び会社に戻ろうとしたら、


「エントリーシート書いて、面接受かったら出社してもいいよ。受かるかわからないけど


受かるかわからないけど!!


びっくり。会社のために動いていたら気付いたら島流しにあっていました。面白すぎる。でもセブ島に来てしまったので、すぐには戻らずそれから数ヶ月間は語学学校いったり、セブで知り合った人と遊んだり、海でプカプカしたり、たまたま来た友人とふらふらして過ごしていました。

以上が僕がセブ島に行っていた話です。

他にも

・友だちが詐欺にあった話
・イミグレーションで怒られた話

などなど、たくさんあるので、興味あれば@natsumeg_kまでご連絡ください。
あーセブ島楽しかったなー。住みたいなー。
 

※追記
最近はnoteに書いてます。
https://note.com/natsumeg/n/n3dd17f41a8d3


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ちょっと遅れましたがご報告です。
自分が携わっていたネット選挙解禁についての運動ですが先日の2013年4月19日、参議院本会議にて、ネット選挙運動の解禁を含めた公職選挙法の改正法案が通過し、この夏の参議院選挙を目処にネット選挙運動の解禁が実現することが決定いたしました。

政権が交代してすぐの可決となりどこまで自分たちの活動がどこまで影響を与えられたのかはわかりませんが、活動を始めたばかりの時にこんなことをFacebookに投稿しました。今回、僕らの活動がなければここまですぐに解禁されることもなかったんじゃないかと誠に勝手ながら思っています。

今回、この活動を通じて得たことは「動かす力」です。昭和30年代に作られてから今日に至るまで変わることのなかった公職選挙法に疑問を抱いて、動き、実際に法律が変わる。この体験からなんでもできないことはなく、どんなことでも頑張れば実現できるんじゃないかと思えるようになりました。これは自分にとって大きな変化です。どんなことでも可能性は0%じゃない。そんな感覚です。きっと頑張れば長澤まさみとも結婚できるかもしれません。

まあ、何度も言いますがどこまで僕らの力が影響したのかはわかりません。間違っても「アレオレ詐欺」はできません。でもちょっとだけでも関われたことは確かです。

今後も何かしら、世の中を動かすような面白い活動を続けて行きたいと思います。

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関わった人みんなに感謝。ありがとう。
ちなみにこの写真は可決される際に国会議事堂に行って撮って来ました。

ネット選挙解禁なので虫取り網に選挙という文字をいれてます。メディアに取材された時のために「ほしい情報をこのネットで捕まえていきたいです。」というコメントを用意していましたが誰にも聞かれることはありませんでした。

しかも武器類を持ち込んでいけない国会議事堂で多くの議員さんのご協力を経て、虫取り網を持ち込むことができました。このせいで多くの方にご迷惑をお掛けしてしまいましたことをここにお詫びします。すみませんでした。ごめんなさい。

しかしある議員さんが「虫取り網。さすが。ネット選挙を見事に具現化したユーモアある行動。この行動力と発想力こそが公職選挙法の改正という偉業を成し遂げた原動力である。」とおっしゃっていました。いやそんなに褒められると逆に恐縮してしまいますが・・・

なにはともあれネット選挙解禁おめでとう。日本がちょっとだけ面白くなったご報告でした。

(2013年6月26日追記)
安倍晋三のおっちゃんがyoutubeでコメントくれました。
ちょっとすごい。



 
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